よく「クラゲを熱湯で長く湯通しするとどうなるのか?」と聞かれます。意外と誰もやってみたことがなく、分かる人はいません。そこで実験致しました。使うクラゲは「姿くらげ」です。熱湯で20秒後、1分後、2分後、3分後、5分後、10分後、15分後、20分後、30分後鍋から別のボールに少しずつ取って調べました。果たしてどうなるのでしょうか?

クラゲの実験 第1回 「クラゲを熱湯で長く湯通しするとどうなるのか?」

(1)準 備
 
「姿くらげ」 
 
鍋、コンロ、ボール
(2)熱湯に
「姿くらげ」を入れます
「姿くらげ」が動き出し、クラゲの形になっていきます。
(3)20秒後
クラゲの形になり、歯ごたえあります、肉はしっかりして切れません。
(4)1分後
「姿くらげ」の形は残っています。歯ごたえはありますが、20秒後より柔らかくなってきています。肉は切れません。
(5)2分後
「姿くらげ」の形はあります、歯ごたえは少しゆるくなりました。肉は引っ張ると切れます、指で押すと潰れます。
(6)3分後
「姿くらげ」の形はあります、歯ごたえは少し柔かいです。肉を指で潰すと潰れます。
(7)5分後
「姿くらげ」の形はあります、歯ごたえはありません。肉は引っ張ると切れます、指で潰すと潰れます。
(8)10分後
「姿くらげ」の形は崩れてきています、歯ごたえはありません。肉はゆるゆるで、頭も取れています。
(9)12分後
「姿くらげ」の形は崩れ、肉を触るとゆるゆるでとろけてしまいます。
(10)15分後


「姿くらげ」の形はなく、完全に崩れて、ゆるゆるになっています。
(11)20分後
まったく「姿くらげ」の形はなく、繊維状だけになっています。
(12)30分後
ほぼ20分後と同じで繊維状だけになっています。
(13)結 果
結果1. クラゲは湯通しすると、硬くなり縮むという人がいますが、そうではなくだんだん柔かくゆるゆるになり、最後は繊維状になりました。クラゲは96%が水ですが、96%なくなってしまったということかもしれません。
結果2. クラゲは「焼く」「煮る」「揚げる」この3つが出来ないと言われてきました。「姿くらげ」ですと2分間位は煮込んでも充分食べられるということが分かりました。そうすると最後の具にして入れれば鍋に使うことも出来るかもしれません。