ホワイトクラゲは、東南アジアが産地で、加工用のメインのクラゲです。「ホワイトクラゲ」「ホワイトクラゲ頭」として流通しています。日本のほか中国、韓国、台湾に輸出されています。

 

(傘の部分、Body)

(1)「ホワイトクラゲ」

<主産地>
タイのラノーン地区、インドネシアのコタバル地区
<状 況>
加工用に使われ現在年間6,000トン前後日本に輸入されています。近年中国国内の急激な需要を背景に中国側が生や1回ジメのクラゲを直接買い付け加工しており、日本の業者も苦戦を強いられているとの事です。漁は近年不安定になっているとのことです。
<特 徴>
傘の部分(皮、Body)の表皮にヒゲがついているのが特徴です。
<使用先>
スーパー等で販売されている「塩くらげ」「中華くらげ」「梅くらげ」等の加工製品に使われています。

 
 
ホワイトクラゲ
   ホワイトクラゲ皮  

ホワイトクラゲ特徴のヒゲ

 

(足の部分、Head)

(2)「ホワイトクラゲ頭」

<主産地>
タイのラノーン地区、インドネシアのコタバル地区
<使用先>
「お刺身くらげ」や「酢クラゲ」の加工用に使われています。

 
 
ホワイトクラゲ頭